【長距離ランナー】速く走るためには休むことも大事
こんにちはITENです!
今回は「速く走るためには休むことも大事」
というタイトルでいこうと思います。
1.なぜ休むことが大事なのか?
速く走れるようになるためには、「一番練習が大事だ」ということは誰でも知っていることだと思います。
もちろんその通りで、練習をしなければ体力も筋力もつきません。
特に長距離やマラソンといった競技は長い時間身体を動かすので、継続して努力をしなければ強くなれないスポーツの代表格だと思っています。
ですが、練習と同じくらいに大切なことが「休養」をとることなんです。
私自身、休養はすごく大切にしています。
その理由がいくつかあるので、解説していこうと思います。
・質のいい練習をするため
強くなるためには継続した練習が必要だと前述でお話ししましたが、疲れた状態で練習を続けると、だんだん練習の質が落ちてきてしまいます。
いくら練習が大切だからと言って、疲れた状態で50点の練習を続けるより、しっかりと休んで80~100点の練習を入れながらトレーニングをする方が強くなれます。
・継続した練習をするため
ランナーが速くなる条件のひとつとして、継続して練習をすることです。
継続した練習とは、週単位ではなく月単位や年単位のことを指します。ケガのリスクを負いながら練習をするのであれば、1~2日休んで疲労をとることが大切だと思います。
ケガをしてしまい長い期間休んでしまうと、これまでの努力がもったいないので、脚が少しでも気になれば休むことを心がけていきましょう。
・筋肉を回復させるため
筋肉を回復させるためには休養が大切です。
ボディビルダーの話になりますが、彼らのような大きな筋肉は毎日の筋トレからなるものではなく、筋トレ後の休養中に大きくなります。
彼らは一回筋トレをやったら、2日間は休養にあてています。それは壊れた筋肉をその間に修復させるためです。
筋肉が壊れた状態で次のトレーニングを行ってしまうと、かえって筋肉が小さくなり筋力低下の原因にもなってしまうんです。
それは、ランナーも例外ではありません。
ボディビルダーのような大きな筋肉は必要ありませんが、練習をして壊れた筋肉をしっかりと修復・回復させることで、ケガのしにくい身体・長い距離に耐えられる身体をつくることができるのです。
・グリコーゲンを蓄えるため
グリコーゲンとは、糖の一種で筋肉を動かすためのエネルギー源として体内に貯蓄されているものです。
グリコーゲンは運動することによって消費され、食事を摂ることで再び貯蓄されます。しかし、日々のトレーニングの中で需要に対し供給が追い付かなくなってくると、運動のパフォーマンスが低下してしまい思うように体を動かせなくなってしまします。
それを防ぐためにも、身体に休養という時間を与えてあげることによって十分なグリコーゲンを蓄えるようにすることが大切です。
・心身ともにリフレッシュ
継続した期間、トレーニングを積むのに身体の休養も大切ですが、メンタル(精神)の状態も安定させなければいけません。
結果や目標に追われてしまい、焦る気持ちもよくわかります。
ですが、そんな時こそ冷静になりトレーニングと休養をしっかり分けて取り組むことが大切です。
休養に時間をあてることで、心がリフレッシュをしメンタルの安定にもつながります。焦る気持ちや疲れたと感じたときは少し休んで、次のトレーニングから頑張っていきましょう。
2.休養の頻度
市民ランナー:週2~4日
学生ランナー:週1~2日
上記の頻度はあくまで目安ですが、ものすごく疲れたと感じたときはこれに限りません。自分の体と相談することが大切です。
3.まとめ
休養をとることは練習をより充実させるためにとても重要なことです。
精神論だけでは身体を動かすことはできないというのが現実なんです。自分の体を一番理解してあげるべきは自分だと思います。しっかりと休養をとり、トレーニングを積む。これの繰り返しが、速くなるために重要なことなので、無理のないように頑張ってください。